詩人、四人。
第3回文色草子朗読組朗読ライブ、開催決定です。
詩人、四人。
高村光太郎、茨木のり子、柴田トヨ、東君平
日本が生んだ数々の才能の中からこのたび、この四人を選びました。
高村光太郎と柴田トヨの会話
茨木のり子と東君平の会話
です。
テーマは「道」
道、と言えばそれだけで詩が生まれてこようもの。詩人の一生涯そのものが詩です。
高村光太郎さんと、柴田トヨさんは共に孤独の世界で生きた人だと思うのです。
そう、地球上では、孤独の精神を携えて生きた人だと思うのです。
高村光太郎さんは、あらゆる事柄に逆らって逆らって、道を作り歩んだ詩人。
柴田トヨさんは、ありとあらゆる不幸すべてを受け入れて、受け入れて道を歩んだ詩人。
孤独の有様が違う二人の詩を対比させて、皆様の心に届けるライブ前半のプログラムとなっています。
茨木のり子さんと東君平さんは、道の歩き方にこだわり続けた詩人だと思うのです。
茨木のり子さんは一言一言に重みと笑いを兼ね備えており、歩む足音が―まるで大理石の床をハイヒールで堂々と歩くように響き渡る作品を生んだ詩人。
東君平さんは、一言一言を拾い集めて、大切に書き留めたり箱に入れたりしながら、なくさないように壊さないように―眠っている小さな子猫を抱いているような体温を感じる作品を生んだ詩人。
女が強くなったのでもなく男が優しくなったのでもない、皆様の心に感じるライブ後半のプログラムとなっています。
今回も朗読者は精鋭ばかりです。
暑さや湿気のうっとうしさを笑って泣いて忘れるひとときを過ごしにお越し下さい。
ライブ日時
6月30日(日) 10:30~11:45
三重県四日市市立図書館視聴覚ホール
皆様のお越しを一同楽しみにしております。
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