文色草子朗読組第2回ライブは、小川未明
昨年から色々試行錯誤だけしていて、どう動こうかと考え続けるだけの日々でしたが、少しずつ少しずつでも動いていかないと、何事も答えが出ないですね。そんなことは分っているのに
なかなか、どうして。
イベントを企画、主催する際には本当に考えなければならないことが沢山出てきます。けれど考える基準や指標というのは、ハッキリしています。
すべては、お客様にお聞き頂き楽しんで頂くために。
もう、それだけです。
なので今回の朗読ライブは、前回よりも更にブラッシュアップさせて人数を増やし
読んだことがあると思うけれど、覚えていないなぁ…シリーズで「小川未明」をピックアップしました。
小川未明というと、まずは「赤いろうそくと人魚」ですね。代表作といえばまず、これです。
けれど「日本のアンデルセン」と称される小川未明は本当に作品数が多く、600を越えます。それ全部!なんて読むのも聞くのも大変過ぎます。
今回は小川未明らしい死生観、そして未来へつながって欲しい希望がラストに来るような作品をお届けしようと思います。新年早々に起こった大災害―小川未明を読む、というのは去年のうちに決定していたことなのですが、小川未明は新潟県出身とのこと。北陸へ思いを馳せて、朗読者6名でお送りいたします。
なかなか朗読会でも発表されない作品を集めました。ご存じのお話は、ありますか?
朗読作品ラインナップ
笑わない娘 朗読者 原 美築
お金があっても、健康であっても笑顔が無いのは何故でしょうか。それを教えてくれる娘から大人がくみ取るべきものを気付かせてくれるハートフルな物語です。
笑わなかった少年 朗読者 原 晴恵
子供のあどけなさ故の残酷さが目につくお話ですが、ぐっと辛いことを我慢し続ける少年の大人っぽさが悲しみを引き立てます。この少年たちは大人になって幸せになったでしょうか。
赤い手袋 朗読者 草間 春美
大正~昭和初期、こんな光景は時折あったのかもしれません。それゆえに小川未明の平和への希求を強く感じられる物語。幸せの大きさとは何でしょうか。
一銭銅貨 朗読者 福井 悦子
お金の価値が大事なのか、それとも物質的な硬貨が大事なのか…夢の旅物語。楽しい夢が夢を旅していくようなお金の価値観は、現代の私たちにも十分に伝わってきます。
抜髪 朗読者 草間 春美
本当に小川未明の作品なのかと疑いたくなる異色の作品。夏の夜に感じられる女の気配は本物か、幻か…その女の正体は…新解釈でお聞き下さい。
ものぐさじじいの来世 朗読者 中井 千保子
自分が死ぬ時は、閻魔さまとこんな会話をしてみたい。そしてこうありたいと小川未明も望んだのでしょうか。孤独を孤独と感じない、微笑ましい物語。
犬と人と花 朗読者 冨田 みちる
ペットがいるご家庭には、とても共感できるお話ではないでしょうか。動物と人間は言葉を交わすことは無くても思い合う心はずっとずっと、思い出の場所を温めることでしょう。
会場・日時
2024年2月25日 日曜日 9:45~11:30
三重県 四日市市立図書館 2F・視聴覚ホール
入場無料
ぜひ、お待ちしております
そしてそして!
第1回に一緒にコラボしました筆文字アートの まえだたかこさんに、プログラムを作成いただきます。作品として会場に掲示いたしますので、ぜひ、まえだたかこさんの作品もお楽しみに!
こんな感じで!
アート作品を制作されていらっしゃいます方々とのコラボや、小説家希望の方で私たちに朗読原稿をお作り下さる方など、積極的に交流していきたいので、随時募集しております。
生け花、書道、絵画、パッチワークなど、是非私たち「文色草子朗読組」の朗読ライブ会場を彩ってください!
また物語を書くことがお好きな方、是非作品を「文色草子朗読組」に朗読させて下さい!
お申し出はいつでもお問い合わせからお願い致します。
そしてそしてそして!?
私たちのライブを演出(powerpointアニメーション作成やBGM作成など)も、お手伝い下さる方も募集中です。ご興味あれば一緒に
ここでしか出会えない、朗読ライブ
を、盛り上げて下さい(^^) お待ちしています。
(今回、可能であればstand.FMにてライブ配信も行います。)
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